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- H27.05.28
平成27年度國學院大學院友大会 終了
初夏を思わせるような日差しの中、平成27年度國學院大學院友大会が、グランドプリンスホテル新高輪「飛天」を会場に開催された。
大会に先立ち開催される公益事業の一般公開講演会では、今年は講師として、ジャーナリストでもあり国家基本問題研究所の理事長でもある、櫻井よしこ氏をお迎えした。『日本よ、美しき勁き(つよき)国となれ』というテーマで、17:00から約一時間、630名余(内、一般150名余)の聴衆は、これからの日本に大切なこと、また先人たちからの大きなつながりに、背筋の伸びる思いで、お話を伺った。
講演する櫻井よしこ先生
18:20、國學院大學体育連合会吹奏楽部のファンファーレにより院友大会の幕が上がると佐藤美穗副会長が開会を宣言し、一同で国歌を斉唱。吉田茂穗会長が「この院友大会がこれからの母校や後輩たちの未来にしっかりと繋がりますように」と挨拶を述べた。ご来賓の赤井学長からご祝辞をいただいた後、平成26年度の院友会長賞の贈呈となった。院友の部では、刀剣研磨の道で人間国宝となった本阿彌道弘(70史)氏と、学生の部として、国際一輪車競技大会で世界チャンピオンとなった浦島彩音(人間開発学部子ども支援学科2年)さんが登壇。夫々表彰状と副賞を吉田会長から受け取ると会場内は大きな拍手に包まれた。
挨拶する吉田会長
また、平成26年度中に全国各支部また協力団体においてご勇退された10名の支部長を代表して、石川県支部・長谷勝彦前支部長、院友経済会・青木宏之前会長が、吉田会長から感謝状の盾を贈られた。なお、欠席された8名の方々は、秋田県支部・豊島笑子様、山形県支部・緒方久信様、群馬県支部・紋谷伸一様、埼玉県南支部・塩野博様、静岡県西部支部・海瀬亮様、三重県支部・馬場髙弘様、京都府支部・故・田中弘清様、愛媛県支部・中川貴好様です。長年のご尽力に感謝申し上げます。
ここで母校、坂口吉一理事長が乾杯を発声、会場内は歓談の渦となった。今年は、全国の支部長さんに、支部長推薦の各地の銘酒をご寄贈願ったところ、60本近くが寄せられ、それが会場の特設カウンターにズラリと並んだ様子はまさに圧巻。地元でも中々手に入らない一品から、ワイン、焼酎、泡盛の古酒の大きな甕まで。飲み比べたり、飲んだ記憶を辿ったりと、院友の酒蔵もあり、他では味わえない企画に、左党も俄か左党も、いい酔い心地で、大喜びであった。
全国の銘酒がズラリ
今年も母校若手職員が各テーブルで院友のみなさんと交流を。学生時代のこと、今の校舎のこと、学生たちのことからお孫さんの話まで、各テーブルでは笑い声が続いていました。
本日の演奏を受け持ってくれた吹奏楽部がその腕前を披露すると、一輪車の世界チャンピオン、浦島さんが登場。一輪車の演技は、まさしくフィギアスケートのような優雅な世界で、Stand Alone という曲目に乗って舞う姿は、さながら妖精のよう。会場には大きな拍手が。
妖精の舞 浦島さんの演技
その後学術・スポーツ振興資金で支援している夫々の代表者が登壇。学術部門は母校所蔵の貴重書のデジタル化支援を赤井学長に、柔道部、陸上競技部、硬式野球部代表者へ、今井亮副会長が激励をこめて手渡すと、各部会がさらに上を目指すことを約束すると、強い応援の言葉と拍手がステージに向けられた。
ここで全學應援團OBの山本富彦千葉県支部長が登壇し、吹奏楽部をリードして、参加者全員で校歌斉唱。針本正彦副会長の閉会の辞で、20:00をまわるころ、今年の院友大会は散会となった。
参加者は480名。
酔うほどに、弾む話も。