院友の広場
- H28.05.23
(通算第36回)支部長会議、終了。「院友は一つ!」
初夏を思わせる日差しとなった平成28年5月21日(土)、13:30から、東京は品川のグランドプリンスホテル新高輪「平安」を会場に、59支部・4協力団体中、57支部・4協力団体から、支部長、事務局長らが参集。本会役職員、また、お招きした母校國學院大學学長以下各学部長や、関係各部署の部課長らが出席し、院友会の支部長会議が開催された。これは、旧法人からの通算では第36回となる。
冒頭、いまだ余震も止まぬ熊本地震の、一日も早い復興と、安寧を願い、一同で黙祷が捧げられた。
吉田茂穗会長も挨拶の中で、こうした中での九州各地からの出席に感謝し、院友は一つだという思いを強く話された。また、明年度の本会発足130周年を契機に、院友大会として母校に集まりたい、明年度は秋のホームカミングデーと合わせて、開催したいと述べ、挨拶とした。(支部長会議は、明年度も5月開催)
赤井益久学長の祝辞に続いて、母校・本会の出席役職員の紹介の後、本会加藤元茂常務理事から、熊本地震に対して、5月16日開催の本法人第15回理事会で決議された支援について、満場一致で熊本県支部と大分県支部へ見舞金を送ることが決議された旨、報告がある。
吉田会長から、熊本県支部を代表して湯田栄弘支部長、大分県支部を代表して野崎邦康支部長に、目録が手渡された。これは、支部がその活動や院友のみなさまがたのために自由にお使いいただこう、元気を出していただこうという主旨のもの。支部長からは夫々現況と感謝、力を合わせて前へ進みたい旨の言葉をいただくと、会場いっぱいに大きな拍手が響き渡った。
各学部長が学部の学生の様子、特色を夫々話し、入学状況、就職状況についても担当課長の報告の後、母校武智浩二総務部長からは、今年の10月15日のホームカミングデーのことや、今後のことなどについてお話をいただいた。各支部と大学との窓口である校友課の澤田課長からは、事務手続きに関するお願い・注意事項などが述べられた。
東日本大震災から5年を経た本年、宮城県、岩手県、福島県浜通り、中通りの4支部から、現状や支部のみなさまの様子、活動についてなどお話しをいただいた。現地のいまだ思うような復興ならぬ厳しい状況に、私どももよく声を聞きながら、一体となって支援を続けることを誓い合った。
本部からの報告や説明について、先ず「支部運営費」に関する説明とお願いが資料を基に中里本会総務部長から話がある。また、「公益事業実施の手続き」についても、運営費と混同せぬように注意点など、説明がある。
公益事業を積極的に各支部が展開しようと、北海道の4支部を代表して道央支部が創設90周年事業についてのことを、神奈川県支部、鳥取県支部から夫々公益事業展開の様子や準備中のこと、来場者からの話しなど、参考となる話しを伺った。
最後に、UーターンやIターンなど、学生の就職支援窓口について、昨年度からの現状とこれからの協力体制へのお願いが話され、16:20、針本正行副会長の閉会の辞をもって、支部長会議は終了した。この後の「飛天」を会場とした公開講演会・院友大会へと、移動した。